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歯を抜かない矯正

歯を抜かない矯正とは

矯正というと、『歯を抜く』イメージがあるようですが、最近では歯を抜かない矯正治療の方法が出てきています。

歯を抜かない治療方法は、歯を動かし隙間を作り、歯を並べ替えていくというものです。歯を動かす隙間を作る方法は、下記の3つです。

◆奥歯を移動させる方法

人間の歯は、通常親知らずを除き28本です。上下左右の一番奥の歯をもっと奥に移動できないかを検討します。奥歯をさらに奥に移動するには限界があるため、移動には個人差があります。

◆歯列を側方へ拡大させる方法

歯列を側方へ拡大させることを検討します。拡大させすぎると、治療の後戻りなどの原因となるため、拡大できる量には限界があります。

◆削って隙間をつくる方法

歯の表面はエナメル質でコーティングされています。この部分の1/4~1/3程度なら削ってしまっても、その後きれいに研磨することで、虫歯や歯がしみたりすることを防ぐことができます。そのため、歯と歯の間の部分をそれぞれの歯に対して少しずつ削り、隙間を作ります。

歯を抜かない矯正のメリットとデメリット

歯を抜かない矯正のメリットは、健康な歯を抜かなくて済むことです。

そのため、治療期間も短くなります。なぜなら、歯を抜くと、空いたスペースを埋めるため歯を移動させるための時間がかかりますが、歯を抜かない場合には、この時間が必要ないからです。

デメリットは、歯列全体のバランスとして、突出感が出る場合があることです。 歯を抜かずに矯正治療を行った後でも、凹凸がとりきれない場合は、前歯を前方に出します。

矯正学上、上下の前歯の骨に対する理想的な植立角度はある程度決まっているため、その角度内で前歯を前方へ出すことになります。ただし、この場合、口元の突出感や口が閉じづらいといった事が起こる可能性があります。

また、骨格的に問題のある出っ歯や受け口の方で歯を抜かない場合には、それ以外に外科的な手術が必要となります。

 
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